3.目的を知る

目標と目的は違います。
目的を知らずに目標設定してしまうと、
壁にぶつかった時に迷子になってしまいます。

金メダルを獲ることを目標として、
オリンピック選手は日々練習に励みます。
ではメダルを獲れなかった選手は、
人生の敗北者でしょうか?違いますよね。

なぜその目標を立てたのか。
なぜそれに取り組むのか。
なぜ他の誰かではなく自分なのか。
なぜそこに情熱を注ぐのか。

何を手放し、何を得ようと欲するのか。
残りの人生の多くの時間を割き、
お金も少なからずかけて、
なぜそれをやり抜くと決めたのか。

自分の内なる魂に問いかけて、
情熱の熱を感じてください。
誰から頼まれたわけでもなく、
誰からも望まれなくても、
あなたがそれを達成したい理由はなんなのか。

この答えはあなたの胸の内にしかありません。

富や名声を望むならその手段は色々あるはずです。
富や名声、自由や影響力と呼んでもいい、
それを手に入れて、その先は何をしたいのか。

お金や力は便利な道具です。
道具は手段であって、目的ではありません。

南の島のリゾートのプールサイドで、
美女はべらせてカクテル傾けたければ、
莫大な資産なんて必要ありませんから、
すぐ飛行機のチケット取って、
ホテルを予約すればいい。
一週間もすれば飽きますよ。

酒池肉林と言いますが、堕落しようと思えば、
どこまでも落ちていけるのも人間だし、
一念発起して、高い志を持てば、
どこまでも成長していけるのも人間です。

あなたの心が踊るような、そんな日があれば、
そんな日が毎日続いたなら、どうでしょう?
豊かな幸せな人生と言えるでしょうか?

であるならば、どんな時に心踊るのか、
自問自答して知っておく必要があります。
それが目的を知ることに繋がるはずです。

ドーピングなど不正したり、ライバルを陥れたりして、
たとえ金メダルを獲ったとしても、無意味ですよね。
目的をきちんと知っていれば、自覚できていれば、
目標達成のために間違った手段を選ぶはずがありません。

目標も目的のための道具に過ぎないのです。

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