8.環境を整える

日々取り組む事を決めたなら、その時間は集中して、
高い目的意識や意図を持って取り組みたいですよね。

ここでは作業(work)、練習(practice)、勉強・研究(study)、
あるいは訓練(training)、なども便宜上まとめて「取り組み」と呼びます。

取り組みには割り当てる時間を決めて、集中できる環境を整えたいものです。
「よし、やるぞ!」と、やる気スイッチが入るように自分を仕向けるわけです。

デスクワークなら机周りが片付いていないと集中が削がれるし、
資料を探して時間が過ぎていく、なんて作業効率も悪いし、生産性も低い。
マグカップを倒して資料が濡れたり、キーボードにタバコの灰を落としたり、
あるいは電話が鳴ったり、SNSの通知音がひっきりなしだったり、
つまらないことで集中力や時間を奪われることのないようにしたいですね。

建築現場ではデキル職人ほど整理整頓がキチンとされていて、
資材や道具を決まった場所に置き、すぐ取り出せるようにしています。
アレはどこいった?なんて言ってるようでは二流以下です。

外科手術で「メス」と言い、手渡してもらうなんて場面を、
テレビドラマや映画なんかでよく見かけますが、
患者の負担を極限まで軽減しオペ時間を短縮するため、
執刀医がオペに集中できるようにそうしているわけです。

よしやろう、と思い立ったらすぐ取り掛かれるように、
取り組み前の準備はなるべくシンプルかつシッカリと
「ダンドリ!」しておきましょう。

たとえばバキバキのマッチョになろうと、
筋トレメニューを作成したとしましょう。

曜日ごとに鍛える部位を変えて、
筋繊維の超回復する期間も考慮して、
綿密な工程表(スケジュール)を作成。

そこまでは良かったものの、

部屋が足の踏み場もないほど散らかっていて、
まずは片付け清掃しないと取り掛かれない。
こんなことでは継続できるわけがないのです。

環境や強制力を得るためにお金を払ってジムに通う。
それも選択肢のひとつです。

自宅にデスクワークする環境を整えることが難しいなら、
図書館やネカフェを利用しても良いでしょう。

ただ取り組みに至るまでに支度して、着替えて、電車に乗って、
などと事前準備が煩雑になるほど行かない理由を作り易いのです。

自宅や自室に環境を整えるのが一番最強です。

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